多くの避難所において動物は動物だけで別の場所で過ごす事になります。
幸運な場合は動物用のテントが提供されますが、動物を係留しておくための場所だけが提供されている場合もあります。
室内で大事に育てられていた動物も戸外でたくましく育った動物も、共同で生活する事になります。人見知りが強かったり、わがままだったりすると困った事になります。常日頃から協調的でフレンドリーに育てておきましょう。
また、多くの動物があつまると伝染病の危険が高まります。狂犬病の予防注射、ジステンパーの混合予防注射などは定期的な接種をしておくべきです。
避難所に隣接した場所に動物がいる場合、自分の動物の世話は自分で行うか、飼い主さんたちが協力して行う事になります。飼い主さんも不自由で慣れない生活をして苦労していると思われますが、動物も同様です。世話をする時の声がけやスキンシップで安心させてあげるとよいでしょう。
排便、排尿の場所は指定され、糞尿の処理も決まったルールで行う事になります。動物が身近にいる事を好ましく思う人ばかりではありません。決められたルールはしっかりと守りましょう。
室内飼いされているネコちゃんは、トイレでの排泄ができるでしょう。
でも、ワンちゃんはどうですか?
皆さんの家のワンちゃんは、散歩の時にしか排泄しないのではありませんか?
本来、公道その他公の場所での排泄行為はきちんと後始末が出来たとしても、お勧めできません。
お家の排泄場でトイレを済ませてお散歩に行けるよう訓練すれば、いざ避難生活が始まってもあわてなくて済みますし、
何より、普段から地域で暮らしていく上で余分なトラブルも回避できます。
犬好きな人ばかりではありませんから。避難所での生活ができない場合もあります。
残念ながら、動物が協調性にかける、神経質で心理的に弱ってしまうなどの理由や、避難所がはじめから動物を受け入れないなどの理由でせっかく飼い主さんと避難してきたのに、避難所での生活ができない場合もあります。そんな場合、一時的に動物を預かってくれる知人や親せきがあると大変心強いものです。
転ばぬさきの杖。事が起こる前からの備えが大切なのは動物の災害対策でも同じです。いざ、というとき困らないため、平常時からの準備をおすすめします。
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