乗り物(車)に酔ってしまうワンちゃんのために

2013年7月10日

○愛犬のこんな変化に気をつけて

乗り物酔い = 嘔吐 では、ありません。
ヒトの乗り物酔いと同じように考えますと、吐き気が襲ってくるまでには気分の変化があるはずです。
 たとえば キョロキョロ、ソワソワして落ち着きがなくなる。
      何かを訴えるように鳴いたり、あくびを繰り返す。
      よだれを垂らす。
      そして 嘔吐する。
不安を感じた愛犬に気づいてあげたいですね。

どうして乗り物に酔うのか?

いろいろな刺激が引き金になるのですが、愛犬の乗り物酔いもヒトでおこるしくみと同じです。クルマなどの乗り物の加速や回転によって、耳の奥の内耳、からだのバランスや平衡感覚を司る前庭や三半規管に刺激が加わり嘔吐に至ります。

いろいろな刺激とは
 突然、密閉された空間に入れられ、どこまでどのくらいの時間ここにいるのか不安や恐怖で
 たまらない状況に於かれてしまいます。不安・興奮・緊張の状態です。それに加えて車内の
 匂い、クルマのエンジン音や振動なども刺激になると考えられます。

○乗り物酔いをさせないために

いつもの居心地のよい我が家の延長のような車内が目標。
まず『車内はいつも落ち着ける空間』と思ってもらえるように芳香剤など犬にとっての刺激臭を除いてあげてみましょう。
日常の延長なのですから、エンジンをかけず、ただいっしょに車に乗り昼寝などどうでしょう。おもちゃで遊んだり、おやつを食べたりするのも良いでしょう。とにかくリラックスを覚えてもらうことです。

次に車の振動や動きに馴れさせることです。車をちょっと動かして近くの公園に行き、ボール遊びなどしてあげます。これを繰り返すことで不安や緊張が和らぐことでしょう。いきなり動物病院へ連れて行って痛~い注射では、かわいそうです。

車は動く我が家、動き出したってもう怖くない。車が止まれば楽しいことが待っています。これを覚えてもらえばドライブ成功です。それでも落ち着きがなかったり不安そうなら、動物病院に相談して酔い止め薬を処方してもらうこともお考え下さい。

ワンちゃんと楽しい ドライブを。  

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