動物病院で診察を受けるときに注意すべきこと

2017年10月10日


1.    待合室ではマナーを守りましょう

 動物病院の待合室には、具合の悪い犬や猫たちが集まっています。動物同士が触れあったり、ケンカをしたりしないよう、気を配っていてください。突然暴れだしたり逃げ出されることがないように、事前に首輪やリード、さらにキャリーケースのチェックもしておきましょう。ケースを嫌がる猫ちゃんは、洗濯ネットに入れて来るのも一つの方法です。

 また、こういう場所では、動物は非常に不安になっていますから、場合によってはやさしく声をかけたり、体をなでてあげるようにして、安心感を与えることが必要です。

 

2.    動物の体調の変化を正確に伝えましょう

 体の痛みや異常を言葉で訴えられない動物に代わって、症状や体調の変化を獣医さんに伝えるのは、飼い主さんとしての大切な役割です。

 特に、食欲の変化、体重の変化、睡眠の状態、便や尿の状態、嘔吐の有無などは、診断の際の貴重な手掛かりになることがあります。気になることは、すべて獣医さんに話してください。できれば、様子がおかしくなってからの経過をメモしておきましょう。さらに、ケイレン発作や歩行の異常などの言葉では伝えにくい症状は、スマートフォンなどで動画を撮影して病院に持参するのも良いでしょう。そうすれば獣医さんも動物の病状が把握し易くなります。

 また、診察中は獣医さんの指示に従って行動してください。さらに、動物にかみグセがあるときは、念のため事前に申し出るようにするとよいでしょう。

 

3.    診断や治療は獣医さんにお任せ下さい

 現代はインターネット社会ですから、飼い主さん自身が様々な情報を気軽に得られるようになりました。そのため、最近では獣医さんの診察を受ける前に「ウチの子は〇〇病だ」と自己診断してしまったり、身近にある人体薬を使用して治療してしまう飼い主さんもいらっしゃいます。これらの行動は、動物を大事に思ったが故の結果であると思いますが、場合によっては病状がより悪化する原因にもなりかねません。

動物の場合は、症状が人間と同様でもその治療方法や使用する薬が同じとは限りません。また、その薬の投与量は体重差だけでなく、動物種の違いによっても異なることがよくあります。そのため、最終的な診断や治療方針はプロである獣医さんにお任せください。もちろん、その診断の際に疑問に感じたことは獣医さんへどんどん質問してもらって大丈夫です。


 動物の健康回復を目指すには、獣医さんと飼い主さんの間の信頼関係&コンビネーションが大切だということをお忘れなく!

会員ページログイン

ID・パスワード入手方法は会報をチェック!

獣医師会について

活動案内

獣医師の仕事

ペット関連情報

野生動物関連情報

入会案内