高温多湿の時期、皮膚病にご用心!!

2007年6月30日

 

○皮膚病の原因

1年を通した中で梅雨からの、ジメジメした暑い時期を迎え、特に「皮膚病」に悩まされる時期が来ました。これは、高温多湿のため細菌やカビなどの微生物が繁殖しやすいためです。また特に毛が密な動物では、皮膚が蒸れてしまい皮膚病になることもあります。

また、この時期にはノミやダニが寄生して、皮膚病を発生することも良くあります。動物病院には副作用がなく、確実にノミやダニを予防する薬がありますので、お気軽にご相談ください。さらに目に見えないくらい小さな外部寄生虫にカイセンやニキビダニ(アカルス・毛胞虫)があります。これらの寄生虫も梅雨から夏にかけて寄生しやすく、とても重い皮膚病を引き起こします。

皮膚病の原因には、そのほかにもホルモンのアンバランス、栄養の不良や偏りなど、様々な原因があります。
 

○皮膚病を防ぐには

どんな病気も治療より予防が第一です。皮膚病の予防には、適度にシャンプーをしていつも清潔に保つこと、毎日ブラッシングをして抜け毛を取り除くことが大切です。このことは皮膚病の予防だけでなく、飼い主さんと動物とのコミュニケーションの上でも非常に有意義ですね。
 

○皮膚病の症状

こんな症状はありませんか?「体をかゆがっている」、「皮膚が赤い」、「部分的に毛がボソッと抜けている」などが皮膚病のサインです。また耳にも気をつけてください。「耳をよく掻く」「耳がにおう」「耳の中に汚れがたくさんある」「頭をよく振る」これらは耳の中の皮膚病、すなわち外耳炎の症状です。外耳炎も夏の時期に多いので注意しましょう。
 

○皮膚病の治療

もし上記のような症状が見られたら、できるだけ早期にかかりつけの動物病院にご相談ください。「皮膚病の原因」でもご説明したように、いろいろな原因により同じような症状を示すことがよくあります。原因によって治療法が異なりますので、素人判断で治療するよりも、やはり獣医師の診断と治療が大切です。

 

皮膚は健康のシンボル。暑い夏こそきれいな皮膚、艶やかな被毛を保ってあげましょう。

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